「シェアリングネイチャー」(ネイチャーゲーム)では、自分のお気に入りの場所のことを「サイト」という。
今回行った上野原高原は、僕らの「サイト」。
どうしても、冬の雪の中を歩いて行ってみたかった。
だから去年の春から数回下見を重ねて着た。
雪の無いときは30分でこれるのに、今回はワカンをはいて2時間かかった。
ココロとコミチにはちょっときつかったかもしれないが、2人とも頑張って登ってくれた。
どうしてもみんなをここに連れてきたかったんだ。
動物の足跡を頼りに歩きやすい場所を探しながら前に進む。
いつも迎えてくれる目印の木。ここまでくればもう少し!
ちょうど登りきったところが僕らのサイト。サイトに到着。さあみんな自由に遊んでいいよ!
ランチの準備。Iwataniのガスはノーマルと寒冷地用があるが、ノーマルは直接雪の上に置くと極端に火力が弱くなる。でも少し暖めると火力は元に戻ることを今回初めて知った!
自作のテーブルでラーメンをすする。
ココロがつくった雪だるまとココロ。
さあ、帰るよ。帰りはソリでダウンヒル!
男子チームは4人乗りで。
女の子チームもチャレンジ。
急な斜面を探してソリ大会楽。
ここ滑っても大丈夫かな〜、ドキドキ、ウリャ〜!
大丈夫だ!よかった!チョー楽しい!
今回、みんなが一番冒険したのはこのシーンだ。やる前は怖かった。滑ってみてビックした。つぎはもっと高い所から滑り落ちたい!
こういう時間を子ども達にたくさんつくってあげたい。
たかがソリ。
遊びの中でも極めて単純で原初的な遊びだが、この中に子ども達の身の丈に合った冒険がある。やったら自分の体がどうなってしまうかわからない。この気持ちは、人類で初めてエベレストに登頂したヒラリーがエベレストの頂きにたつときに抱いた気持ちと何ら変わりない。
そのヒラリーさんが、冒険を終えた後、新しい自分を見つけることができる、偉大な功績をのこした人たちは皆、冒険を恐れずに立ち向かったんだと教えてくれた。
みんなが思ったように、もっと高いところから挑戦したい!と思う気持ちはとても大切だ。
みんなはヒラリーさんの精神を受け継いでいるんだ!
そこがバディのオリジナル、そのことをいつまでも忘れないほしい。
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夜は薪ストーブでピザを焼いて食べた。
薪ストーブのある生活って、いいね!
次は富士山でソリ、もっと大きな冒険が待ってるよ!